繊細だけど、人といるのが好き…そんなあなたはHSEかも?

まず、あなたは疲れた時にどうやって疲れを癒しますか?
「仕事で疲れた…」そんな時、「仲のいい友達とおしゃべりしたい」「パーっと飲みに行きたい」
まずそんな風に思うあなたは外向的な人でしょう。でもすごく疲れるし、HSP診断もある程度当てはまる。そんなあなたはHSEかもしれません!
HSEとは?

HSPという気質を知って、でもなんか違う気がするあなたは、もしかしたらHSEかもしれません。
まず、HSEとはHigh Sensitive Extrovert(とても敏感で外向的な人)と言う意味です。
HSEはHSPと違うの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、「D.O.E.S」の性質があるため、HSEはHSPに分類されます。「D.O.E.S」については、こちらのページで解説していますので、見てみてください♪

HSPとはとても敏感である人たちのことで、HSS型も含め、通常内向的な人たちのことを指します。
しかし、HSPのもつ繊細さを持ちながらも、外向的で人と関わることを好むタイプがいることがわかりました。それをHSEと呼びます。
HSEについては、HSPの提唱者である米国の心理学者エイレン・N・アーロン博士が一部ウェブサイトにて記述しているのみで、詳しい情報がありません。
個人的には、HSEは非HSPとHSPの中間にいる人たちなのではないか、と感じています。
あくまでこういった分類は外側から見た図であり、人間は何もかもはっきり分類されているわけではなく、グラデーションになっているものと思いますので、自分が「どのあたりにいるのか」をなんとなく把握すると言うのが良いかと思います。
HSPとHSEの違いは?

これは単純に「内向的」「外向的」の違いです。
まず「DOES」の特徴に当てはまることがHSPであるか非HSPかの判断材料となりますが、DOESをもち合わせた上で、上記の内向的な人の特徴に当てはまる人はHSP、外向的な人の特徴に当てはまる人はHSEになります。
内向的な人は、思考が内向きです。一人で何か考えるのが得意で、自分の世界を持っています。外に自分の気持ちを表現するのは苦手ですが、自分の考えがあり、人の話を聞くのが上手です。「他人は自分とは違う生き物」と言う考え方をし、違いを尊重しようとします。一人で仕事をした方がパフォーマンスが上がるタイプです。
外向的な人は、思考が外向きです。人と交流することで自分を知ったり、他人を理解したりします。自己表現や自分の話をするのが好きで、みんなで一緒に何かをすることに喜びを感じます。「他人は自分と同じ生き物」と考える傾向があり、同一視や協調することを好みます。人と一緒に仕事をしたい人です。
HSEの特徴とは?

まず、HSEはHSPと同じで2種類に分類されます。刺激非追求のHSEと、刺激を追求するHSS型HSEです。
HSEである以上、人との交流を好む外向性は共通していますが、刺激に対する反応が違います。
外向的で、人との交流を好む
人と協力することが好き
人助けが好き
人といても疲れないが、物事を決めたり判断するのに時間がかかる(熟考する)
慎重派だ
中心人物になったことがある
必要な時は人前に出る
外向的で、人との交流を好む
人と協力することが好き
人助けが好き
人といても疲れないし、色んなことをやってみたい
元気で積極的なタイプだ
リーダーをやることもできる
前に出ていくことが苦痛ではない
あくまで例ですが、目立つ役割を自分で引き受けたり、または推薦されればやってみよう!と思うタイプであれば、HSEの可能性があります。
刺激追求型のHSEは、自分から積極的にリスクを負うチャレンジをしますので、リーダー的な役割を担うことも多いです。
しかし、HSPと明確に違うところは、何かをする時に人と交流しながら一緒にやるのが心地よいかどうかです。
また、HSEのほとんどはHSS型HSE(刺激追求型)と言われています。他人との交流というのは、それだけで強い刺激になりますから、そう言われるのですね。
HSEの性格は?

上記の通り、HSPの特徴であるDOESの気質を持ち、外向的であるHSEは、非常に優しく共感力が高い人々です。
人の相談に乗ったり、人助けをしたり、人に対して暖かな印象を与える人がほとんどではないでしょうか。間違いなく、人に好かれるタイプであることは間違い無いでしょう。
しかし、HSPの性質を持ち合わせますので、ものすごく疲れることも多いです。外向的であるがゆえに人との接触は多い上に繊細ですから、人から影響を受けすぎてしまう傾向もあるかと思います。
ですから、HSEは自分がどういった人に囲まれて生きるかということも、HSEらしくいるために大事なことだと思います。HSEはHSEの友人を欲することが多いようです。
友達と仲良くしたい、話したい、一緒にいたい、でも繊細だから、思いやりのあり自分の敏感さを理解してくれる人がいい。そんな風に感じることも多いはずです。
非HSPとの共通点もあり、HSPとの共通点もあるHSEは、HSPと非HSPの真ん中に立っている人たちだと思います。
ですので、両方の人たちの橋渡しになれるばかりでなく、両方の気持ちを理解できる懐の広さもある分、疲れやすいことを意識さえすれば、長所を生かしやすい人たちとも言えます。なんだか、とってもモテそうですよね。
HSEの適職は?

前述の通り、HSEはアーロン博士のHPに一部情報が記載されているのみで、まだまだ新しい知識の一つです。ですが、HSEの特徴を踏まえ、向いている職業を私なりに考えてみました。
教師
カウンセラー
医療関係
講演家
接客業
不動産関係
営業
販売員
美容系 etc…
いくつかHSS型HSPと共通しているところもありますが、より対人の要素が強い職業についても負荷なく働けると言う点で企業で働くのに向いているタイプだと思います。例えば同じ営業でも、HSS型HSPは独立独歩、自分で切り開く一匹狼タイプだとすると、HSEは部下の教育にも力を入れ、誰かを助けたり助けられたりして、一緒に成績を作っていくのが好きなタイプです。
HSEの才能は企業でも受け入れられることも多いと思うので、自分で企業してメンバーを募るもよし、企業で役職について働くもよし、いろんな働き方ができる人たちだと思います。
まとめ

HSEは、自分の敏感さと人好き(刺激好き)なところが両方存在するので、人だけではなく、自分でも自分が分からなくなったりすることも多いです。そうして、大体が人と一緒にいることを選び、疲れ果ててしまうことが多いように思います。
大事なことは、自分自身のこういった特徴や気質を知り、受け入れて、うまく付き合っていくことです。
HSEは積極的に休むこと、または気兼ねなく話せる友人と穏やかな時間を過ごすことによって、自分の心が休まるよう、意識して過ごすと良いでしょう。自分の人生の中に、一箇所安心安全を感じられる居場所があれば、どんな風にも頑張れる人たちのように思います。
HSEの優しさ、共感力の高さに感謝している人もきっと多いですから、あなたの優しさを十二分に発揮するためにも、普段から自分に優しくする癖をつけてくださいね。
何かしら参考にしてくださると嬉しいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
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