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「嫉妬される」ことのスピリチュアルな意味は?めんどくさい嫉妬の対処法も!

スピリチュアル
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学校や職場、楽しい趣味の場でも、誰かに嫉妬されることはありませんか?

嫉妬されるのって辛いですよね。意地悪、嫌がらせ…時には怒鳴られたり、いじめになることもあります。結果、嫉妬された人は自分らしく生きることを諦め、縮こまって生きていく可能性すらあるのです。

今までは普通だったのに、急に嫉妬をされ始めた!という人もいます。

嫉妬にはどんな意味があるのか、心理学・スピリチュアル的な観点から見てきましょう

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嫉妬とは何か

まず、あなたは嫉妬をしたことがありますか?

嫉妬は、「自分より優れた人に対して感じるネガティブな感情」という風に定義されます。

原始的には、赤ちゃんの時に、弟や妹が生まれることによって、お母さんの愛情を奪われてしまう=愛情がないと生きていけなくなる と感じることによって起こる感情です。

要するに、それがモノであろうがなんだろうが、「嫉妬をする対象から、自分が得るはずだった愛情を奪われる」という思い込みに繋がっており、愛情を奪われることは、結果「自分の居場所を奪われる」⇨「生きていけなくなる」⇨「孤独になる」というところに繋がっています。

『孤独になることへの恐れ』、それが嫉妬の正体です

ですが、これを読んであなたは「何故それが自分に向くのか?」というところに疑問を持っているのではないでしょうか?

一部、非常に自己否定が強く、目に入る人全てに嫉妬するという人もいるかとは思いますが、ほとんどの人は嫉妬してしまう人と嫉妬しない人がいます。

嫉妬されることが多いあなたは、誰からも何も奪っていない。むしろ奪われているのは私の方なのに…「何故自分に?」「どうして?」「信じていたのに…」そんな風に思ってしまいますよね。

では、嫉妬はどんな状況で発生するのか考えていきましょう。

よくある!嫉妬が生まれやすい状況

嫉妬されるにはいくつか「条件」あるのですが、わかりやすいように具体例を出してみました。ちょっと、こんな状況をイメージしてください。

パターン①『イチロー in 草野球』

あなたは現在16歳の男子高校生野球が大好きで、小さい頃から野球を続けてきました。高校の部活と、地元の草野球チームに所属していて、チームメイトはみな仲がいいです。チーム内では常にレギュラーであり、野球のセンスを褒められることも多く、周囲からの評判も上々です。

そんな時、地元の草野球チームにイチロー(14)が入ってきました。まだ中学生ですが、明らかにズバ抜けた才能を持っているのがわかります。数年前にイチローがいたジュニアチームの試合を見たことがありますが、特に目立った子がいた記憶はありません。チーム内のみんなはイチローを「天才野球少年」ともてはやし、一躍チーム内の人気者となりました。勝負をしても、イチローがいるチームが必ず勝ちます。

イチローの夢はメジャーリーガー。意思もとても強く、不思議なオーラがあります。ですが、まだ中学生ですので、素直でとてもかわいらしいところもあり、純粋に自分の夢に向かっています。

あなたは段々チームの練習に参加したくなくなってきました。

パターン②『さとみ in 読者モデル』

あなたは、現在22歳の女子大学生。現在、時々読者モデルをしており、雑誌などに掲載されることもあります。小さい頃から「可愛い」「美人で羨ましい」と言われることが多く、自分の容姿は結構好きです。いつか女優になれたらいいなぁと夢見ています。一番頑張っているのはダイエットですが、いまだに自分の理想の体型にはなれていません。

ある日、読者モデルの撮影現場に石原さとみ(20歳)がやってきました。彼女とは、1年前にも会ったことがあるのですが、久しぶりに会ってみると見違えるようにキレイになっていました。目鼻立ちは変わっていないのですが、体型はスッキリとし、別人のようです。あなたもすごく可愛いと思ったのですが、他にも可愛い子はいるのに、みな彼女を褒めます。

久しぶりに話をしてみると、昔と変わらず誰にでも平等に接しますし、フランクでとても話しやすい性格です。同時に、非常に腰が低く謙虚でもありました。「久しぶり。すごくキレイになったね」というと「そんな!私なんて全然…〇〇さん(あなたです)の方が美人だし、私なんかが恐れ多いです」と言われました。嘘をついている様子はなく、本心でそう言っているようです。
「すごくスタイルが良くなったね。何かダイエットをしているの?」と聞くと「多少運動はしますけど、好きなものを食べています。今日もピザ食べちゃって…もっと頑張らないと」と言われました。ちなみに彼女はこの場にいる誰よりもスタイルが良いです。

その後、彼女は脇役ですがドラマに出演することが決まったようです。あなたは、たまに読者モデルをやっているだけで、何も変化がない日々。どうしたらいいか分からず、胸にもやもやが溜まっていきます。

パターン③『友作 in 昭和のお役所企業』

あなたは現在46歳の男性。親会社が超有名企業の子会社で、営業として働いています。途中入社でしたが、この企業にはもう15年勤めておりベテランのため融通も効きますし、親会社が超安定企業のため、倒産の心配も少なく毎日平穏です。昔は起業をしたいと思ったこともありましたが、やはり安定を選び、現在の会社に勤めています。

会社の雰囲気はお役所的で、体制としてはかなり古い方。あまり意味のない会議やルールもありますが、「そんなもんだ」と慣れてしまえば気にもなりません。大きな会社ではないので仕事はあまりありませんが、その中で成績は昔からそこそこ良い方でしたし、なんとなく適当にやっていれば責められない空気です。この会社で大事なことは、とにかく上に意見をいったり逆らったりしないこと、多少もパワハラも我慢すること、飲み会やゴルフに参加することです。部下もYesマンで自分に逆らわず、和を大切にするいい子たちです。

そんな時、前澤友作(28)が会社に営業マンとして途中入社してきました。途中入社ということもあり、礼儀作法や仕事の流儀などは言うことなし。加えて、空気が柔らかく素直で愛嬌があり、みんな興味津々です。何より、彼にはなんとも言えない魅力があります。

いざ働き始めると、彼はどこかから不思議と仕事を持ってきます。なぜか人に好かれるようで、仕事の方から彼に寄っていっており、毎日楽しそうに成績を作って行きます。運がいいようです。

普段はあまり話す方ではありませんが、必要なことはちゃんと口にし、無駄なことは「無駄なのではないか?」と率直に問題提起します。
判断力も素晴らしく、部下たちはどんどん彼に質問をします。彼は自分自身の仕事にやり方を大切にしており、非常に新しい感覚と、平等な考え方を持っているため、アドバイスも革新的で効率的なものが多いです。しかし、そんな状況を鼻にかけず、本人はとても謙虚です。

彼は敬語も使いますし、非常に賢く他人をバカにするような態度は取りません。むしろ普段は静かで大人しく、非常に柔和な印象なのですが、どこか、彼の中にある深い自信、別の言い方をすると謎の圧のようなものをひしひしと感じます。

入社半年ほどで、彼があなたの成績を超えました。あなたは、とにかくイライラすることが増え、周りの少しのミスも許せなくなってしまいました。

嫉妬が発生する条件とは

パターン①、②、③のストーリーを読んで、あなたはどう感じましたか?

こういう場面が起こったとしても、世の中には全然嫉妬しない人もいます。それは自分のことを愛せていて、人と自分を比較しない成熟した人間性を持っている人、もしくは人に興味がない人、相手の持っているものが欲しくない(羨ましくない)人、向上心が全くない人です。

嫉妬が発生する条件とは、主に以下の3つが揃った時です。

嫉妬される人の条件

①嫉妬をする側より、嫉妬される側の何かが下であること(年齢・性別・謙虚・見えている努力)

②同じステージにいること

③才能があるのに、それに気づいていない、もしくは受け取れていないこと

嫉妬をする側より、嫉妬される側の何かが下であること(年下・性別・謙虚・見えている努力)

あなたに嫉妬をする人は、あなたのことを何かしら『自分より下』だと思っています。

これが本当に曲者で、下という認識がそもそも間違っていることが多いのですが、人は案外自分のことを「自分は普通」と思っていることが多いので、簡単に人を見下します。

よくあるのが「年齢が下」ですね。ただ若いというだけで人は嫉妬します。若さゆえの、可能性の大きさや、自由さ、感覚の新しさ、肌のキレイさ、もう書き始めたらキリがありません。自分より人生経験が少ない人間が、自分より優れているということ、自分より優先されるということが単純に許せない人が多いのです。自分も優先され、大事にされたら文句は言わないけれど、そうでなければ相手を責め立てる。そんな人っていませんか?

それはその人の自己肯定感の低さ、自信のなさが原因です。自分の過去の人生も肯定できていないので、ちょっと否定されたように感じると、自分の全てを否定されたように受け取るのですね。

女性であることも、社会においては「下」と見られることあるのも現実です。逆に、女性を推進している会社によっては男性であることが「下」になることもあります。

また、謙虚であることも「下」と見られる条件です。おそらく、自分が何故嫉妬されるのかわからない人には謙虚であることがほとんどだと思います。

謙虚にしているのに、偉そうにしていないのに…どうして?と思っていると思いますが(私もそうでした)、嫉妬する側から見ると、「自分に才能があることには薄々気づいてはいるが、自分を抑えて、あなたたちと同じですよ〜とアピールしているように見える」のです。それって相手からすると、バカにされているように見えるのですね。

もしくは、嫉妬をせずに本心で相手を褒めた(認めた)のに、嫉妬されてまう人がその賞賛を受け取らず、素直な思いが粗末に扱われてしまった場合。これは、褒めてくれた人を傷つける行為です。

謙虚な人って人として素晴らしいですよね。謙虚や謙遜を、日本人は和を保つために大切にしてきました。偉そうにしない人は、愛されやすいです。だからこそ、自分より何かしら下であるはずの人間が、謙虚で愛されている愛される相手の方が「上」で、愛されない自分の方が「下」にいると感じます。相手に、「愛情を奪われる」と思ってしまうのです。

そして、「努力していないようにみえる」のも下に見られる原因になります。これはあくまで、そう見える、だけです。本当に努力をしていない人もいますが、実際には天才や才能がある人は努力しています。それを本人が努力だと思っているかどうかは別ですが。

嫉妬をする人は、相手がどれだけそれに情熱を傾けているか、努力しているか、というのを想像することが出来ません。もちろんセンスや生まれ持ったものもあります。でも、それだけではないことがほとんどなのです。

同じステージにいること

パターン①の学生は、もしもイチローがマリナーズにいて大活躍していた場合、嫉妬するでしょうか。

人は、自分とはるか遠いステージにいる人には嫉妬しません。そして、学校、会社、趣味の場、この世は自然と「大体同じレベルの人」で纏まっています。

学校は、同じくらいの家庭環境や学力の子供が集められ、会社は同じくらいの能力や年収の人が集まり、趣味の場では同じくらいのレベルの実力の人が集まります。

しかし、たまにこういうグループの中に、キラッと光るものを持っている人がいますよね。突然やってくることもありますし、パターン①や②のように、段々とその才能が花開いていくパターンもあります。

こうしてその輪からハズレる人がいると、人間は排除の感情を抱きます。突出しているもの、自分たちと同じでないものは、その輪を破壊するもの、安定を崩すものとなります。それが嫉妬になり、意地悪になるパターンもあるのです。

嫉妬されている側はそんなつもりはないのですが、「輪から逸脱したもの」=「異物」となるため、そういう人や、そういう芽を持つ人がいると、居心地が悪いんですね。

東大卒の人が、三流企業に入社するといじめられ、一流企業に転職するといじめられなくなった。という話があります。人間は、「目の前の相手が自分と同じレベルかどうか」に敏感です。同じステージにいるのに、自分とは違う人を、人は嫉妬し無意識に攻撃するのです。

才能があるのに、それに気づいていない、もしくは受け取れていないこと

じゃあそもそも、なんでそんな才能に溢れた人が同じステージにいるのかというお話です。

最初はみんなと同じくらいのレベルで、進んでいく中でその才能が花開き始めた人に関しては、自分の価値に気づいていないことが多いです。最初はみんなと同じだったのですから。

どうしてみんなが急に距離を置くのか、冷たくなっていくのか…それが分からずに傷つき、自分はダメなんだ…と自己否定をし、自分を抑えるようになる。こうすることで、実際に成長が止まり、所謂「嫉妬で潰される」状態になる人もいます。

しかし、自分を抑えたところで周りからの排除欲求は収まりませんから、嫌な気持ちになり、病んでしまう人もいます。また、途中でそのグループに入って、レベルが合わずに嫉妬されることもあります。謙遜しすぎて、相手の賞賛を跳ね除けてしまうこともあります。相手からの愛を受け取れないのです。

このように「私はみんなよりすごいんだ!才能があるんだ!」と自分を受け入れられない影には、大きな罪悪感が隠れています

罪悪感は色々あり、それは「恵まれていること」「自分がすごいこと」「過去にその才能ゆえ、いじめられたこと」「家庭環境が悪かったこと」など、さまざまです。

実際、才能が豊かな人というのはパワーが大きいです。その場合、まず最初に親が嫉妬します。あなたの親はあなたに優しかったですか。あなたにだけ妙に厳しくはなかったですか。あなたを変に卑下したり、あなたの兄弟姉妹と差別したりしませんでしたか。

才能が豊かであるというのは実際にその才能が開花する前から、嫉妬されたりすることも多いのです。そうなると、あなたは益々悩むことになります。

「私は何も優れていないのに」「何も突出したものなんて持ってないのにどうして…」

実はこういう場合、あなたよりもあなたの周りの人が、あなたの才能を見つけてくれているとも言えます。しかし、子供にそんな態度を取られても分かりません。自分が悪いのだ、と思ってしまうのです。

こうして、才能豊かな人は、順調に根拠のないコンプレックスや劣等感、罪悪感を育てることとなります。そして実際にその才能の芽が出始めたときには、また周りから嫉妬を浴び、過去の傷が開き、自分の才能を押さえてしまうのです。

嫉妬されることの意味は?

嫉妬をされる理由、それは「次のステージに上がるタイミングのお知らせ」です。

嫉妬は、上に書いた通り、同じステージにいる人に感じやすい感情です。その中で、次のステージに上がる準備が出来た人、才能を開かせた人に、嫉妬という形で「排除」の作用が働きます。

嫉妬って傷つきます。悲しいです。友人を失うこともあります。でも、ここで排除をされなければ、あなたは一生あなたの才能を生かせずに、その素敵な能力でもっと多くの人を幸せにすることもなく、今いるところで人生を終えることになります。

それは、人類にとっても、あなたにとっても悲しいことではないですか?もちろん、特別になりたくない、一生そこにいたいと思う人たちもいますし、そんな人生もダメではありません。

あなたは、こういう言葉をご存知でしょうか。

「今私たちが見ている現実は仮想現実。いいも悪いも全て、自分がクリエイトしている」

あなたの身の上に起こったことは、自作自演、自分が起こしたことなんです。例えどんなに辛く、苦しいことだったとしても、あなたの人生に必要だから起こっているのです。

そして、この「嫉妬される」という出来事を通し、あなたの中の本当のあなたが「あなたのもっともっとすごい人だよ!気づいて!」「もういいよ。次のステージへ行くときだよ。」と教えてくれているのです。それは、本当はあなた自身が望んだことなんです。

そう考えると、あなたが「いやだ」「悪い」、そう考えている嫉妬も、愛だと思えませんか?あなたが嫌だと思っていること、悲しいと思っていること、全てあなたがより良いあなたになるために、あなたがクリエイトしたものなんです。

周りの嫉妬深いあの人も、あの人も、あなたが自分が思っているより素晴らしい才能を持っていること、またそれを生かす段階にきていることを教えてくれています。わざわざ嫌な役を買って出てくれているのです。そう思うと、本当にありがたい…と私は思います。

嫉妬って苦しいです。それで苦しむのは相手の問題なのですが、そんな苦しい思いをしても相手はあなたに伝えてくれているのです、「あなたはすごい人だよ!

嫉妬された時の対処法


とはいえ、嫉妬されてすぐにステージアップできる訳ではありません。

イチローだって、同年代のチームにいる時代もあるし、石原さとみにも下積み時代はあるし、前澤社長レベルの起業家が、一時的にアルバイトをしたり就職することもあるでしょう。

才能があるっていうだけでいじめられていたら、その才能を生かす場に行くまでに、潰されることもあるのです。

次は、嫉妬をされた時の対処法をお教えします。

まず、嫉妬だということを認識する

まず一番大事なことはこれです。

嫉妬されたときは、心の中で(あぁ…私嫉妬されているんだなぁ…)と認識しましょう仕返しをしたり、感情的に反応しないのがポイントです。

嫉妬している側は、非常に自分勝手ではありますが「自分が得るはずだった愛を奪われた」と思っています。感情的に言えば、被害者だと思っているんです。才能豊かで、謙虚で、若くて…そんなあなたが、嫉妬(自分の認識では自己防衛的な態度)によってショックを受け被害者のようになると、自分が加害者にされたような気分になるのです。

実際にその通りなのですが、嫉妬している側の人たちは、あなたの輝きを見て勝手に傷つき嫉妬している時、心の底では「やっぱり自分なんかだめなんだ…自分には価値がないんだ…」と感じています。嫉妬された時のあなたと同じように、罪悪感や劣等感を感じているのです。これは、嫉妬している人たちにもこういう気持ちが潜んでいたということです。

んなこと、知らねーよ!といいたくなるところですが、彼らは秘密にしていた(忘れていた)自分の過去の傷に触れられ「痛い!触らないで!」と、手負いの獣状態になっています。そんな時に、「嫉妬をするなんてひどい!」と言われたり、「大丈夫?」と心配されたりしたら、自分を見下している!自分を馬鹿にしている!ともっと神経過敏になって、さらにイライラしてあなたを攻撃します。そもそも嫉妬は反射ですから、コントロールも難しいのです。

また、嫉妬は引き戻しのエネルギーでもあります。周りはあなたに「新しい世界に行かないで、置いていかないで!」と縋り付いているのです。これを別の方向から見ると、神様からのお試し、とも言えます。あなたが夢を語る時、「そんなことできっこないよ」とあなたのためと言いながら夢をつぶす、ドリームキラーという人たちと同じですね。

神様に「本気なの?本当に新しい世界に行く覚悟は大丈夫?」と確認されているのです。新しい世界に行けば、あなたに嫉妬する人批判する人の数は増えていきます。(応援してくれる人も増えますが)そういった現実に対応していくための、最初の慣らしであり、お試しでもあるんです。

ですから、「ああ、この人は嫉妬しているのだな」と傍観し、その傷にそれ以上は触れず、放置するのです。そうするとその人は、段々と痛みが引いて、まともな状態に戻れます。放っておく、これは無責任なようですが、同時に相手が自分自身で立ち直るだろうという信頼の証でもあるのです。

堂々とする

嫉妬される人の特徴で、「謙虚」「謙遜」というワードを出しました。嫉妬されない人は実に堂々としています

例えばイチロー選手ですが、受け答えや態度に隙がありませんよね。いつも堂々としていて、ハキハキ自分の意見を話します。

また、女優の橋本環奈さんは、あるバラエティー番組で「お顔が『美人の黄金律』に当てはまっており、3000年に一度の美女だ」と言われた時に、謙遜などは一切せず「ありがとうございます!嬉しいです!」と気持ちよく受け取っていました。

2人は今まで嫉妬をされてきた経験から、嫉妬されないためには自分の才能を認め受け入れること、周りからの愛を送られた時は素直に受け取ること、下手に謙遜をして自分を下げないこと、を学んでいるのです。

実は、下手に謙遜するくらいだったら、見下す方がまだマシなのです。嫌なやつだなとは思われますが、強烈な嫉妬心を持たれることはありません。不安からくる謙遜は、気を使うことになります。相手に気を使うのって、人がいいようで相手からすると見下しているように見えたり、実際には自分が責められないための、自己利益の行動です。だから相手は気分が悪くなるのです。

偉そうにしろという訳ではありません。あなたのことをあなた自身が認め、他者からそこを褒められた時は、素直にその気持ちを受け取り、見つけてくれたその人に感謝を伝えましょう。

物理的に立ち去る

これは、できる場合と出来ない場合がありますが、もし可能であれば、実行してください。

この世には、あなたが我慢をしたり、人に合わせたりする必要のないぴったりの場所があります。あなたはあなたの居心地の良い場所にいてもいいのです。あなたが幸せでいられる場所を、あなたに提供してあげてください。

これが出来ない理由として自己肯定感の低さがありますが、嫉妬されようがいじめられようが、自分のことをだめだと思わなくてもいいのです。何故なら、こういうことが起こるのは、あなたがあなたの人生で何を選びたいか、何を実現したいのか、それを知るために起こっているだけだからです。

嫉妬されて、落ち込む。意地悪をされて、病む。気持ちはすごく分かります。私もパワハラ・モラハラ・セクハラ、全てに長期間悩まされていました。その人たちのことは嫌いは嫌いなのですが、それとは別のところで、今なら「あなたの居場所はここじゃないよ」の合図なのだということも分かるのです。そうすると、その人たちや環境に対して、感謝の気持ちも少し湧いてきます。

落ち込む必要はなく、「あ、合わないんだな〜。んじゃ次はこういう所じゃない場所に行こう」と決意し、探せばいいだけ。「私って結構すごいんじゃん♪」そう自分を肯定する材料にしていいんです。

全てはあなたがどう受け取るか。ポジティブに受け取るには、知識ではなく、それを生かす知恵が必要です。あなたは見たまま、感じたまま受け取り、落ち込みますか?それとも、少し考え方を工夫し、あなたへのプレゼントや愛として受け取りますか?あなたの人生はあなたが決めることができます。

逆にもっと目立つ

あなたがあなたの周りに合わせて輝きを小さくすると、結局嫉妬されます。ですから、あなたは周りに合わせる必要はありません。周りを無視して、自分の理想だけを見つめて、どんどん輝いていいです。同じステージにいても、絶対に敵わない人になってしまえばいいんです。

例えば、残業をしたくないのに人がいいために嫌々我慢してきた人が、ある日突然残業をしないキャラになると決め、それを実行したとします。最初は周りから猛反発を受けるでしょうし、嫉妬もされるでしょう。でもどこ吹く風で無視し、定時でとっとと帰る日が半年続けばどうなるでしょうか。「あの人はそういう人だから」と周りも受け入れるしかなくなるのです。

とにかく自分を貫き周りに合わせないでいると、それが自分となっていきます。

どうしてその才能を受け取れないのか

さて、今まで「才能を受け取りましょう」と何度も書いていますが、どうも出来ていないらしい「才能を受け取る」ってそもそもどういうことなんでしょう。

私は、ほとんどの人が「才能を認めること」は出来ているような気がします。例えば、自分が嫉妬される原因て、なんとな〜〜〜く分かりませんか?

仕事能力、美貌、癒し、母性、優しさ、色気、華、センス、アートの才能、アイデアを出す才能、言葉を扱う才能、スポーツの才能、おしゃれの才能…色々ありますが、みなさんなんとな〜〜〜くはわかっていると思うんです。

例えば、自分がずば抜けて仕事ができる人だったとしましょう。すこぶる仕事ができるので、年上の男性社員に嫉妬されています。
あなたは心の中で、(おそらく自分はここにいる人たちや、上司よりも仕事ができる。人をまとめたり、人の上に立つ能力があるんだろうな)と思います。

そうやって自分の能力を認知しているのに、あなたは嫉妬されまくります。こう言う場合、もちろん先に書いた「移動する」が解決の最有力になることも多いのですが、移動してもまた同じようなことが起こる場合があります。

これはあなたの中に罪悪感があったり、自己肯定感が低いことが原因です。こう言ったところを根本から治癒し、自己肯定感を高めることが大切なのですが、もう一つできることがあります。

それは、あなたが才能豊かであることを「頭でなく腹で理解すること」です。これは「顕在意識だけでなく、潜在意識にもしみ込ませましょう」と言うことです。

顕在意識は全体の意識の1割なのに対し、潜在意識は9割をも占めています。心の深いところで理解していないことは、ほぼ理解してないに等しいのです。

例えば、数学の問題を解説してもらって、一旦理解したとします。しかし、それと同じような問題を解けるかと言えば、また別問題なのは分かりますか?『誰かから聞いて理解できること』は顕在意識で理解したことで、『意識しないでも自分で出来ること』は潜在意識で理解していることです。人は、真に理解したことしか出来ない仕組みになっています。

あなたはあなたの才能を顕在意識で理解しているので、言われたら理解することはできますが、才能を受け取っていない、要するに潜在意識で理解できていないので、「才能を持つ人」の言動が出来ません。ついつい、いつも通り、自分の能力を抑えた状態になってしまいます。そして、潜在意識も言動も変化しないので、あなたの現実も変化しないのです。

才能を受け取るには

それでは、才能を受け取るためには、具体的にどうすればいいのでしょうか。

ステップとしては2つあります。

潜在意識に新しい情報を入れる

顕在意識で理解している情報を潜在意識でも理解するためには、何度も何度も繰り返し自分に言い聞かせることです。

あなたの潜在意識は、今まで何百回、何千回、何億回、「自分には才能がない」「自分なんてどうしようもない」「自分はみんなと同じ」「自分が目立ってはいけない」と繰り返してきました。そのため、あなたの潜在意識にはこれらの考えが満ち満ちている状態です。それを変えるためには、何度も何度もポジティブな言葉を自分に投げかけ、その考えを、少なくとも減らす必要があります。

実際に口に出してもいいですし、心の中でも大丈夫です。自分に対するポジティブな面を見出し、褒めてあげてください。そうすると、濁った水がたっぷり入っているコップに、少しづつキレイなお水を入れていくように、段々と潜在意識をクリアにしていくことができます。

間違った思い込みを外す

あなたの現実があなたの思うように行かないのは、あなたの潜在意識下に「間違った思い込み」があるからです。「謙虚にしていれば、嫌われない」等もそうですね。

今現在、自分の人生でうまくいっていないことを紙に書き出しましょう。そして、その原因について考えていましょう。大抵物事がうまくいかないのは、今の自分のやり方が間違っているからです。ですから、反対のことをやってみるといいです。そして、自分がそういうやり方を選んだ理由を考えて見ましょう。自分で自分と会話するつもりでやって見てください。難しい方は、ヒーラー、占い師、カウンセラー、心理のプロにサポートしてもらうといいでしょう。

自己対話の例

例:いつも恋愛でしつこいと言われ、相手からLINEの返事が返ってこなくなる

原因➡︎わからない
私の行動➡︎連絡頻度が多すぎる(らしい)
反対の行動➡︎連絡頻度を今の半分以下にする
どうして沢山連絡をしてしまうのか➡︎彼が今何をしているのか気になるから。反応が欲しいから
どうして➡︎他の人に気持ちが向くかもしれないから。安心したいから
どうして➡︎今までフラれたことしかないから。ずっと好かれているとは思えないから
どうして➡︎誰にも本当には愛されてないと思うから。みんな私を本当には好きになれないから
どうして➡︎私にはいいところがないから。他の人より全部劣っているから
本当にそうなのか➡︎表面的にだったら仲良くしてもらえるけど、深くなったら引かれることが多い
そう思ったのはいつ頃から➡︎小学校の時、ある日突然親友に無視をされるようになった
それまではどうだったか➡︎友達がたくさんいた
その時から性格は変えたか➡︎感情を出さないようにし、本音を言わないようにした
それで人に好かれるようになったか➡︎嫌われることは少ないけど、仲良くもなれないから友人がいない
どうなった➡︎誰とも関われていないようで寂しい
どういうデメリットがあるか➡︎彼に寂しい気持ちをどうにかして欲しくて、押し付けてしまった
『本音を言ったら嫌われる』は有効な思い込みか➡︎時に役立ったけれど、今は逆効果になっている。彼にも「寂しい」と本音を話したことはない。
あなたには誰にも愛されないのか➡︎昔は人懐こいと言われた。ダメなところもあるが、いいところもある。

こんな風に、『認知の歪み』を客観的に見ていきます。過去には有効だったけれど、今現在は不要な思い込みを持っている場合、気づいたらどんどん捨てていきましょう

    

   

メリットとデメリットを受け取る

間違った思い込みを外すためには、自分の中にどういう固定概念があるのか知る必要があります。これを知るために、次のことを紙に書き出してください。

  • 今のステージにいることで受け取るメリット・デメリット
  • 次のステージにいくことで受け取るメリット・デメリット

例えば、ずっと気になっていたやったことのない仕事で独立をするかどうか、迷っている人がいるとします。(カウンセラー、占い師、webデザイナー、エンジニア等)

会社員のままでいる

メリット :安定している / お金には困らない / 世間体がいい / 失敗しない
      週2日は必ず休める / 余計なことを考えないでいい / 会社が責任を取ってくれる
デメリット: 嫉妬される / 変化がない / 会社が急に潰れる可能性もある / 後悔するかもしれない
      退屈 / 勤めている時間が辛い / 仕事に意味を感じない / 不自由

独立する

メリット :自分の好きなことを仕事に出来て嬉しい / 豊かになれる / 全て自己責任で自由
違う世界の人たちと会える / 夢がある / 気分で動ける / チャレンジできる
デメリット: 失敗し恥をかくかもしれない / お金に困るかもしれない / 人のせいにできない
      仕事にすることで今まで楽しかった趣味が楽しくなくなるかもしれない
      友達が減るかもしれない / 家族は持てないかもしれない

会社員であっても、独立しても、どちらにもいいところと悪いところがあります。そして、それはあなたが見て見ぬふりをしても、受け取ることになります。チャレンジをする場合、未来がどうなるか分からないので不安になることもあるでしょうし、変化を嫌がる気持ちも出てくるでしょう。人間は、「知らない幸福」「知ってる不幸」を選びやすい生き物なのです。

どちらを選ぶにしろ、デメリットを受け入れなければメリットを受け取ることはできません。リスクを受け入れない人に、チャレンジはできないのです。

あなたが、今のままのステージにいると決めたとしても、あなたは今のステージのデメリットを受け入れているんです。あなたは、あなたの人生で支払うリスクを選ぶことができます。

    

本当に恐れているもの

あなたが嫉妬されるほど自分の才能を封印し、「自分には才能がないふり」をしたのは何故なのでしょうか。

あなたが本当に恐れていたもの、それは「周りから突出すること」です。あなたは自分の才能を輝かされることで周りから突出し、目立つことで嫉妬され、批判され、足を引っ張られることが怖いのです。

そして、そうすることで自分が人を見下し、傲慢に振る舞うことも恐れていました。何故なら、そんなことをすれば、周りから嫌われて見放されてしまうからです。

どんな条件であれ、先ほどの項目で書き出したデメリットの部分に該当するものですが、あなたはこの項目を書いていたでしょうか。

あなたは自分の才能を封印して決して受け取らないことで、周りの人と合わせることで、「周りに愛される」「嫌われないで済む」と信じていました。

こんな風に感じるのは、あなたの幼少期や過去の経験かもしれませんし、少しスピリチュアルになりますが、あなたの過去生の記憶かもしれません。

どちらにしろ、あなたの潜在意識には「才能を開花させると嫌われる」と言う思い込みがあることがわかります。それはつまるところ、「孤独になることへの恐れ」です。

ここで、ハッと気づいたあなた…その通りです。これは最初の項で説明をした「嫉妬の正体」と同じ感情なんです嫉妬している人たちは、あなたの中になる「孤独になることへの恐れ」を体現し、それに気づかせるために、嫉妬という態度を通して「あなたの中にネガティブな思い込みがあるよ。それは間違いだよ〜」と教えてくれているのです。人は鏡と言います。あなたとあなたに嫉妬した人には明確な違いがありますが、根源は同じでした。

あなたが敵だと思っていた人は、神様の目線から見た時、あなたの味方だったんです。そう考えると、その人たちに感謝の気持ちが湧いてきませんか。わざわざ嫌な思いをして、あなたに真実を見せてくれているのです。だからといって、現実的にその人たちを大好きになる必要も仲良くする必要もありませんが、相手を尊重し、感謝することは出来ます。

あなたは愛しか受け取っていません。だから、自分を嫌いになったり、悲しまなくていいんです。

次のステージへ

さて、ここで考えていただきたいのですが、あなたが愛されるために才能を抑え付ける生き方をしていた間、あなたは十分に愛されたでしょうか?嫉妬されず、批判されず、足を引っ張られもしなかったでしょうか?

あなたが結果を出そうが出すまいが、才能を抑えていようが抑えていまいが、どちらにしても、あなたを応援してくれる人、あなたを批判する人、両方存在します。

また、あなたの秘めた才能に嫉妬する人たちというのは、あなたの才能にいち早く気づいた人ですから、意外にこういう人々はあなたが次のステージで活躍し始めると応援してくれることも多いです。

「目立たなければ、この才能を殺せば、私は愛される」という思い込みは、過去のあなたの人生において正しかったでしょうか?

あなたはあなたの才能を殺しても、あなたの思うようには愛されませんでした。それどころか、あなたの恐れていた「嫉妬される」「嫌われる」「意地悪される」現実を引き寄せていました。

これは、あなたが恐怖を理由に、自分の人生を選んだからです。嫌われるのが怖くて起こした行動は、結果嫌われることにつながるのです。

勇気を持って、あなたがあなた自身ありのままを表現し生きていくと、あなたの才能や愛を求めている人に、その愛を渡すことができます

あなたを嫌う人も出てくるでしょう。でも、そういう人たちは「好きじゃない」「合わない」とあなたから離れていってくれます。そうすると、あなたの周りにはあなたのことを好きな人しか残らないので、嫉妬されることも嫌われることも、割合的には今よりずっと少なくなるのです。

人を嫌う気持ち、人を許せない気持ち、相手の価値観を受け入れたくない気持ち、あなたを害する人を近寄らせたくない気持ち、他人が傷つこうが自分のやりたいことをやりたい気持ち、そういう一見ネガティブなあなたの一部を嫌わないでください。

もちろん、最低限のマナーや相手を尊重する気持ちは必要です。この感情を、そのまま相手にぶつけるのは問題です。しかし、こういったダークな気持ちを無理に抑制すると、悪意を持つ自分が許せず、過剰に相手を許しすぎたり、相手ばかり尊重することになります。しかし、何かを嫌う気持ちはあなたを傷つける人からあなたを守ることや、あなたの望む方向に人生の舵を切る役目をしてくれます。もうあなたの一部を拒絶し、排除する生き方はやめませんか?そんなことをしたって、あなたの望む世界は見れないのですから。

あなたを愛してくれる人に愛してもらい、あなたを必要としない人を手放しましょう。それが自分に対しても、相手に対しても本当の意味で「誠実である」ということです。

   

最後に

最後まで読んでくださった、素晴らしい才能を持つあなた。

自分にも他人にも嘘をつく人生は、ここでついに終わりを迎えます。風の時代で活躍する準備はできましたか?今まで長らく苦しんだあなたに見合う、素晴らしい未来がやってきます。過去の苦しみをすべて開放してあげてください。今日までの自分を許してあげてください。

何の意味も持たずあなたを苦しめてきた、不要な思い込みを今手放しましょう。そして、新しいあなたにぴったりの思い込みをインストールするんです。

「自分は素晴らしい」「自分には価値がある」「自分には才能がある」

どんな言葉でも、あなたの好きな言葉を受け入れ、信じましょう。あなたを苦しめた過去、そしてあなたが嫌った一見ネガティブなあなたは、形を変え、これからあなたの強力な味方になってくれます

あなたが活躍することで喜んでくれる人は、あなたを妬み、あなたの足を引っ張ろうとする人より、ずっと多いのです。その人たちに会いたくはないですか?ワクワクしませんか?今もあなたが輝くのを、世界のどこかでずっと楽しみに待っているんです。

    

こういった文章を読んで、ほとんどの人は気づきを得ますが、実際にワークを行ったりすることはなく、頭の中で考えるだけで終わります。

もちろんそれにも意味はありますし、気づかないよりも気づいた方がずっと楽になりますが、今まで誰も助けてくれない、どうしてこんなことが起こるのかと悩んできたのなら、今ここでサポートしてくれる人を探しましょう。占いでもヒーラーでもカウンセラーでも精神科の先生でもいいです。

大事なのは、他人のせいにしないでいいよう「この人を信じるぞ!」と思える人を、諦めず自分の手で見つけることです。そうやってあなたが決意した先で出会った人は、きっとあなたを強くサポートしてくれる先生になるのです。

自分で自分を見つめるも良し、お金を出してプロの手を借りるも良し、答えを知っているのは自分ですから、自分を信じて選んでいきましょう。

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あなたはあなたの生きたい人生を生きていいんです。失敗はありませんし、なにを望んだっていいんですよ。どうかそれを自分に許してあげてくださいね。

あなたの心が幸せに満ち溢れ、のびのびと自分らしくこの現実世界で大活躍することを、心から祈っています!

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