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総合的には〇〇点!AVIOT【TE-D01q】を他社製品と比較・本音レビュー

ガジェット
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2021年7月30日発売の、AVIOTのノイズキャンセリング搭載イヤホン「TE-D01q」を購入したので、正直に本音レビューをしていきます。

結論から言えば、「総合的にバランスのいいイヤホン」です。

Youtubeなどで、2万円後半〜3万円以上の高額かつ高性能イヤホンが絶賛されていますよね。

正直、こちらの商品にそういう「最高特点」を叩き出すクオリティはないですが、一般人が全て違和感のないレベルで楽しく使用できる優等生のような商品になります。

コアな音楽ファンではないが、ある程度機能・コスパに優れたイヤホンが欲しい

そんな方にぴったりのイヤホンです。

それでは、早速正直レビュー行ってみましょう!

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比較した他の商品

当初、私はノイキャン目当てでAirPodsProを購入する予定でした。しかし、「音質が良くない」というレビューが多く、友人に貸してもらい使用してみましたが、やはり音質と価格が気になり少し迷っていました。

私はコアな音楽ファンではないのですが、音楽を聞いている時間が長いので、あまりに簡易的な音は避けたいと考えていました。しかも、AirPodsProは約3万円ノイキャンのみの目的で購入するには少々価格がネックです。

AirPods proは操作性は良いですが、Apple製品だから売れているような気も…新商品なわけでもないですし、やはりコスパを考えた時に迷ってしまったのです。

その後、JBLの「club pro+ tws」と、sonyの「WF-1000XM4」が気になりました。

特に、2021年6月25日に発売されたSONYのWF-1000XM4は、現時点(2021年夏)での「ユーザーの要望をほとんど満たした欠点の見当たらない完璧なイヤホン」として色々なところで大絶賛されています。

ノイキャンすごい!音質最高!

そんな声を聞いていると、「わ〜私も欲しい〜」と簡単にその気になっていたのですが、改めて価格を見てみると、33,000円。AirPods proと同じくらいということで、AirPods proはここで選択肢から消えました。

そして毎日レビューや動画を見る日々を過ごしていたのですが、ある日ふと

(いや、落ち着けよ…そりゃあ、それくらい出せばすごいの買えるよね?ノイキャンも音質も操作性もいい。アプリで音も好みに変えられる。でもこの日本一レベルのクオリティ、私本当に必要!?)

そんな心の声が聞こえました。

イヤホンに求めるスペック

その後、7月30日発売のAVIOTのte-d01qを、発売前にガジェット系Youtuberの方々が紹介していたのを拝見しました。

AVIOTは、日本のサウンドを熟知した日本人オーディオエキスパートが携わる日本発のオーディオビジュアルブランドです。海外製が多い中、日本企業ということで好感は◎

また、こちらの商品は、国内最大級を誇る“絶対買い”の製品が選ばれるアワードで、全ワイヤレスイヤホンの中で最も優れている製品に送られる「ワイヤレス大賞を、更に同価格帯イヤホンの中でも「金賞」をW受賞しています。

各所からのお評価は十分すぎるほど。

私がイヤホンを購入する上で求めていたのは、シンプルにこの3つです。

ワイヤレスイヤホンに求めるもの
  • 強めのノイキャン
  • そこそこの音質(できれば低音強め)
  • 購入しやすい価格

音質がいいと、テンションは上がるかもしれない。でも、私はほんの少しの差に何千円も支払うほど、ガジェットや音質マニアなわけではない。
違和感なく普通に聞けることが大事
むしろ、ノイキャンの方を重視したい。

だとすれば、(SONYのWF-1000XM4はスペック過多なのでは…?)と思っていたところ、te-d01qを紹介されている動画を拝見しました。

評価も価格的にも「ちょうどいい」。ノイキャンに関しては若干の不安がありつつも、「JBL club pro+twsよりは効く(と言う意見がありました)のなら、十分なんじゃないか」、そう思い、すぐに電気屋へ直行、購入しました。

AVIOT TE-D01q購入

ビジュアル

見た目はこんな感じです。

カラーは悩んで悩んだ挙句、ホワイトをセレクト。

箱に入っている時点で、すごく小さく感じます。

オープン!

見た目も安っぽさはなく、十分かっこいいです。

重さ

本体はめちゃくちゃコンパクトで軽いです。初めて持った時は、「軽っ!!!」と感動しました。

全ての重さは50g切っています。

イヤホン部分のみですと、12.8gです。公式では11gとなっています。すごく安いスケールを使用しており、たまに数値がぶれるので誤差だと思われます。

ちなみに、AirPodsProは計10.8gですので、持っている方は参考にしてみてください。

付属品

付属品は以下の通りです。

まず、イヤーピースは SS / S / M / L がそれぞれ各1つづつ入っています。購入時はMが装着されているのですが、私はLに付け替えています。

イヤーウイングは、白とグレーが入っていました。イヤーウイングとは、耳に引っ掛けてイヤホンを落ちにくくするものです。

それでは、実際に使用してみた感触をレビューします。

本音レビュー

音質 ★★★★☆

音質は、「重低音がしっかり効いていて、想像していたより良い!!!」と言うのが第一印象です。

音質に関しても若干不安があったのですが、杞憂でした。他のレビューを見ていると、「初期設定ではボーカルが小さい」との声がありましたが、そこは調節できるので問題なし。チープ感がなく、しっかり音楽に集中できます。

もちろん最高品質のものと比較すれば多少は劣りますが、普段使いする分には十分です。

外音取込も、かなり音が自然で、違和感を感じません。通話性能も全く問題なく使用できましたので、リモート会議などでも活躍してくれることと思います。

アプリ ★★★★☆

アプリはこんな感じでANCや外音取込のオン・オフや程度を調節できます。

ちなみに左側を4.5秒長押しでも操作可能です。

音質はアプリで調整可能ですので、お好みの音に調整することができます。

初期値は、重低音がしっかり効いている形でしたが、私はその設定が好きなので基本的にはそのまま使用しています。曲によっては変更する方が良いものもありますので、都度都度変更しています。

また、アプリではGPSで現在位置情報を確認できるため、「片方無くした」などのトラブル時に便利です。

その他、ゲーミングモード設定(通信遅延が小さくなる)も可能です。

ノイズキャンセリング ★★★★☆

肝心のノイズキャンセリングはというと、「高音は少し目立つが、低い音はほぼカットしてくれる」と言うのが感想です。

例えば、室内で聞いている時にANC(アクティブノイズキャンセリング)をONにすると、エアコンや扇風機、車や道路から聞こえる低音域はほとんどカットされます。道路工事でもしていない限り、ほぼ全くと言っていいほど聞こえません。

しかし、反面セミの声やタッピングの高音域はそこそこ聞こえてきます

電車でも轟音はカットしてくれますが、キキーっと言う停車音などはしっかり聞こえます。

ただ、7,210円(税込)でここまでカットしてくれるのなら、個人的には十分すぎるほどと感じられるクオリティです。

ACN(アクティブノイズキャンセリング)をoffからonに切り替えると、周りの雑音がスーッと消えていくのがわかります。なんとなくではなく「明確に消える」ので、その効果もしっかり感じることができました。

付け心地 ★★★★☆

付け心地は、良いです!

最長6時間ほど使用していますが、特に疲労感などはありません。慣れるまで少しかかりましたが。

SONYのWF-1000XM4などは、付け心地について評価が分かれており、「別売りのイヤーピースを購入しないと、付けていられない」「ANCが効かない」と言う声も多く寄せられているようですので、イヤホンは自分の耳に合う合わないがとても大切です。

私は、Lサイズのイヤーピースで問題なく使用できており、ノイキャンも十分効くのでストレスはありません。

再生時間 ★★★★★

TE-D01qは、イヤホン単体で最大連続11時間、充電ケースの併用で最大33時間使用可能です。ANC使用時には使用可能時間2〜3割減とのことですが、それでも約8時間〜23時間です。

個人的に、この長時間再生が可能なところは購入のポイントでした。

Airpods proはノイズキャンセリング使用時ですと最大使用可能時間は4.5hなので、通勤やカフェで短時間作業などは問題ありませんが、個人的には少し短いです。

「家でゲームを楽しむ人にも」と言うターゲット層であるため、連続再生時間は長めなのです。個人的に「充電を気にせず使いたい」と言う希望が叶うイヤホンということで、これに関しては大大大満足です。

また、デバイスとの接続が突然切れる「音切れ」も、今現在までには一度もありません。

私はMacBook ProとIpad proとi phoneとMP3プレーヤーの4つのデバイスを使用しており、デバイスを変更する際、稀に設定画面からBluetoothの項目に飛び、直接接続をしなければならないという手間が発生しますが、接続自体はかねがねスムーズです。

別のイヤホンでは、よく片方しかBluetoothに接続してくれず、何度か接続してやっと両方繋がるということがありましたが、これがほぼなくなり、ストレスが減りました。

更に2ヶ月使用して良かった点・悪かった点

まず、良かった点は、本体の連続使用時間が長いことです。(連続11時間と記載しているけど、実際使えるのか?)と疑心暗鬼でしたが、ここは素晴らしい…!

今までは、1日家で作業をする場合などはイヤホンを2台購入して交互に使用していたので、この手間とストレスが減ったのは大きいです。コスパもいい。素直に嬉しいし、ありがたいです。

と言っても私は、本当に1日中イヤホンをつけっぱなしにして音楽を聴き続けることはそんなになく、途中止めたり、外して充電したりします。耳が疲れるので、あまり3時間以上は使用しないことが多いためです。

2時間使って、30分充電して、また1時間半使って…というような使用がメインですが、たまにノイキャンだけつけて無音で居ることもあります。(充電が切れたことはないです)

元々の再生時間が長いので、途中の充電時間が短くて良いので自由がとても高いです。

また、例えば外出してショッピングしている最中などに途中で充電が切れるのがものすごくストレスだったのですが、これ1台あれば1日持つので荷物が少なくてすみます。

ノイキャンも効くし、音質もそこそこいいし、音は好みに変えられるし、安い。

次に悪かった点…というほどのことではないのですが、気になったのが充電です。

今まで使用していたイヤホンは、連続使用時間は短かったのですが、毎日使用しても本体の充電は2〜3週間に1回という程度でした。

しかし、こちらは1日使用すると、本体も50〜80%くらいに充電が減ることが多いので、2日〜3日に1回は必ず充電が必要です。

実質、ほとんど1日中使用していられるので、別にこれくらいなんでもないのですが、割とこまめに必要なんだなと思い気になったので、一応記載しておきます。

スペック比較

わかりやすく、スペックを比較してみましょう。

若干価格帯に開きはあるのですが、今現在ネットで人気があるイヤホンと、TE-D01qと比較されるearfun free proも加えてみました。

 AirPodsproWF-1000XM4JBL club pro+TE-D01qearfun free pro
価格30,580円33,000円25,080円7,590円5,999円
音質
ノイキャン
アプリ×
付け心地
連続再生時間
ACN ON
約4.5時間約8時間約6時間約8時間約6時間
連続再生時間
ACN OFF
約5時間約12時間約8時間約11時間約7時間

(上記は、全て税込。2021年8月時点の情報)

上記の連続再生時間は、イヤホン単体での連続再生時間を記載しています。

総評

前項のスペック比較を見ていただければわかるように、TE-D01qは他社のイヤホンのように何か突出したスペックはありませんが、逆に「これが残念」と思う欠点がほぼありません

どれも平均点以上で、使用した人が満足するレベルを保っています。欠点がないって意外とすごいんです。

例えば、SONYのWF-1000XM4が出た時、SONYは「今までのお客様の要望を全部叶えた商品ができた」と言っていたのですが、実際にはイヤーチップ問題があったり、音切れが多かったりなど、購入者としては気になる点も多い商品だったようです。

しかし、TE-D01qはそれが無いんですよね。

スペックを100点満点で評価すると、SONYのWF-1000XM4が90〜95点AVIOTのTE-D01qが70〜80点くらいと評価されている方がいました。

この約15点の差を価格で見ていくと、差額は約25,410円です。

TE-D01qが「コスパがいい」と言われるのは、やはりその価格帯にあります。

超有名メーカーが全技術を盛り込み、莫大な広告費を打って、最高レベルのものを作る。これはすごいですよね。ファッションでも料理でも、「ほんの少しの差」が難しく、そして同時にその商品を大きく差別化します。

しかし、意識して同時比較でもしなければこの「ほんの少しの差」が分かるのは、ごく一部の人たちのみです。

ファッションでは、みんなシャネルでは購入せず、ファストファッションや既製品を購入します。
食べ物は、一流フランス料理店には行かず、チェーン店で食事をします。
家を購入するときも、注文住宅ではなく建売を購入すれば、ある一定の満足度を得られます。

この少しの差にどれだけ出せるか?と言う話ですが、ある一定のクオリティが保たれていれば、ほとんどの人は満足をするし、その対価が安ければより満足度は増すわけです。

それを考えると、TE-D01qはかなり、か〜な〜り優秀な商品なわけですが、7,590円で70〜80点を獲っているなら、私のような「普通に音楽を聴きたい」「できれば強めのノイキャンも欲しい」と言うニーズを持っている人には余りあるほどに十分だと思います。

AVIOTが日本の企業である、と言うのも個人的には高ポイント。

また、AVIOTの他のイヤホンで、もう少しノイキャンが強く効くものはあるようですが、価格が3,000円以上高くなってしまいます。

個人的に、「毎日遠距離通勤・通学をしていて、電車ノイズをガッツリカットしたい。強いノイキャンが欲しい。」そんな人は、おそらくWF-1000XM4を購入し、イヤーチップを別途購入するか、AirPodProを購入する方が良いのではないかと思います。

繰り返しになりますが、人間はある一定のレベルを超えると大抵満足度は似たり寄ったりになります。ですから、一部の超一流を求めるガジェットオタクや音楽ファン以外は、十二分に満足するクオリティだと感じましたし、コスパを考えると、2021年8月現在ではTE-D01qが最強クラスであることは確かです。

カラバリが豊富

また、カラーバリエーションが豊富なのも推しポイントです。

イヤホンは顔周りに装着するものですので、ファッションが好きな方などは選ぶのも楽しいと思います。

私は悩みに悩んでホワイトにしました。とってもスタイリッシュで満足しています。

しかし、ケースが汚れるのはやはり運命…嫌な方は王道のブラックですね。

TE-D01qのカラーはマットで、どんなファッションにも合いますし指紋もつきません。(これ意外と大事です)

外に持っていく機会が多い方は、濃いめのカラーだと汚れが目立たないので良いですね。

もし気になる、購入してみようと言う方は、是非試してみてくださいね。

比較させていただいたイヤホンはこちら!

コスパで言えばAVIOTがおすすめですが、全て良いイヤホンです。ご自分のニーズにあった商品をセレクトしてください。

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