あなたはソイミートを食べたことはありますか?
味が改良されて、どんどん美味しくなっているという大豆ミート。
今回、コスパや味も含め、厳選して購入した大豆ミートをご紹介いたします!
大豆ミートとは?
大豆ミートとは、大豆からタンパク質を取り出し、肉のような食感になるよう加工されたものです。
大豆ミートは、主にヴィーガン、ベジタリアンなどの間で広まり、近年はダイエットや健康志向の方にも人気の商品です。
昔とは違い、現在は色々なタイプの大豆ミートが製造されており、味もかなり改良され、美味しくなって来ています。
大豆ミートタイプ3種類
大豆ミートには、主に3種類あります。
ブロックタイプ
まずはブロックタイプです。
こちらのタイプは、カレーや唐揚げなどに使用することができます。
フィレタイプ
こちらのタイプは、焼肉や、豚の生姜焼き、肉じゃがなどの使用できます。
ミンチタイプ
最後は、ミンチタイプです。
こちらは、非常に汎用性が高く、ミートソース、キーマカレー、餃子、ハンバーグ、肉味噌、ピーマンの肉詰め、ミートボールなどに使用できます。
大豆原料で肉の味はついていませんので、ソースなどの味が濃いものとの相性がいいです。
大豆ミートの原料 2種類
大豆ミートの原料は、主に2種類あります。
大豆と、脱脂大豆です。
脱脂大豆とは、「大豆油の製造過程でダイズに含まれる脂肪を取り除いたもの」。ここから醤油や味噌が作られる場合もあるので、タンパク質として食べる分には問題がないと思います。
むしろ、ダイエットで脂質を減らしたい方は、脱脂大豆の方を好まれるかもしれません。
大豆ミート ランキング5
ここでは、大豆ミートのおすすめ品を紹介します。
当初、手軽に大豆ミートを食べるためにスーパーなどでも探していたのですが、やはり少量パックはかなり割高なため、通販で探すことにしました。
5位 大豆ミート そぼろミンチ 1kg
5位はこちらです。
ベジタリアンのお店で販売されているもので、そぼろタイプで送料も含めた価格で比較すると、かなりお安いです。
ただ、こちらは「国産大豆」の表記がないことと、植物性油脂や色素などの添加物が入っているのが気になりました。
生産国は日本なのですが、国産大豆使用とは記載されていないので、外国産大豆を国内で生産している可能性が考えられます。
また、カラメル色素などの食品添加物は、家庭で作る料理には不要なので気になりました。
しかし、こちらの商品はとても安く、少量タイプも安く販売されているので、使い勝手は良さそうです。
4位 nichie 大豆ミート ミンチタイプ700g
4位はnichieの大豆ミートです。
こちらも原料は、脱脂大豆(非遺伝子組み換え)ですね。
価格が安いので、最初にチャレンジするには良い商品だと思います。
3位 大豆ラボ 大豆のお肉レトルト ミンチ フィレ ブロック
3位は大豆ラボの商品です。
こちらは、大豆ミートでとても有名なメーカーで、それぞれ少量なので、いろんなタイプが一緒に買えるのが良いですね。
原料は、脱脂大豆加工品(国内製造(脱脂大豆、醤油))となっており、脱脂大豆に醤油が入っているようです。
2位 SOY MINCE ソイミんち 1kg
2位は、業務用のSOY MINCEです。
こちらは、食感がかなり肉に近いという理由で非常に良いレビューが多い商品です。
原材料は、脱脂大豆です。
楽天では、同じ商品は見つけられませんでした。
1位 国産大豆ミートそぼろ 1kg
1位は、こちらです。
こちらの商品は、原材料が「国産大豆100%」と記載があり、余計な添加物なのも入っていません。
大容量でそんなに他製品と価格も変わらないので、私は安全性や国産品を選びたいという思いから、こちらが気に入り購入しました。
ちなみに、amazonでは販売していません。
大豆ミートを実際に調理します!
長い間、色々な商品を比べてみて、今回は国産大豆使用のこちらを購入しました。
余計なものが一切入っていないのが嬉しいです。
賞味期限は、約10〜11ヶ月。開封すると少し短くはなると思いますが、乾燥しているので、ある程度はもってくれると思います。
牛豚ひき肉と、成分比較
100gあたりのカロリーも記載されています。
ただ、上記は乾燥している状態のカロリーで、水で戻した場合1人前は、30g前後です。
牛豚肉と比較すると、こんな感じになります。
カロリー | 脂質 | 炭水化物 | |
牛豚ひき肉 100g | 259kcal | 19.7g | 0.2g |
大豆ミート 100g | 157kcal | 5.6g | 10.3g |
※大豆ミートは、水で戻し絞った状態のグラムで計算しています。
やはりカロリーと脂質が大幅にカットされますね。
開封
中身を取り出して、100g測ってみました。結構量が多い。
見た目は、すごく肉っぽい。
食べてみると、大豆の味はしますが、カリカリして美味しいです。
大豆ミートを食べられている方の中には、クルトンの代わりにサラダにかけて食べている方や、コーンフレークの代わりに食べている方も居るようです。
アイデア次第で色々な使い方ができるのですね。
茹でる
それでは、茹でていきましょう!時間は3分とのこと。
茹で上がりました。量がめちゃくちゃ増えてる!!!
そして、見た目がさらにお肉に近づいています…!
茹でた挽き肉のようです。
食べてみると、やはりこの段階では、少し大豆の香りはします。食感は少し柔かいお肉です。しかし個人的には豆の匂いって苦手ではないので、普通に美味しそうな香りです。
これを水で少し洗って、水を絞ります。
すごく量が増えたので、実際に何グラムになっているのか量ってみましょう!
特に何の作為もしていないのですが、小数点以下までピッタリ280g!!!
元が100gだったので、2.8倍。約3倍に膨らみます。
近くで見れば見るほどお肉です。すごいなあ。
元と比較してみるとこんな感じ。水を含んで白っぽくなっていますが、よりお肉っぽいです。
調理
今回は、甘辛そぼろを作っていきます。
私は油は使用しませんでしたが、この段階で何かしらオイルを入れても良いですよね。
実食
出来ました!!!
ビビンパのような、そぼろ丼です。キムチ買いを忘れたので、ビビンパと言って良いの分かりませんが、それらしいものは出来上がりました。
食べてみます。
美味しい!!!
豆の味はほとんど感じず、しっかり味がついていて、めちゃくちゃ美味しいです!
食感も、水で戻した時よりさらに肉に近づいています。
ただ、私は若干茹ですぎてしまったので、硬めの食感が好きな方はさっと湯通しするか、水で戻す時間を調整すればもっと肉に近づくと思います。(それでも、美味しく大満足です!)
原料が大豆なので、肉の味を出すのは無理ですが、ミートソースや麻婆豆腐、甘辛のそぼろ、キーマカレーなど、味の濃い料理の中に入れると、とても相性が良いと思います。
お肉と混ぜて使用される方や、牛脂やだしを使用してお肉の味に近づけている方もいるようです。私はお肉は口にしないペスカタリアンなので、鶏ガラの代わりに昆布茶を入れて味付けをしました!
また、多めの量をさっと湯がいて小分けで冷凍しておけば、すぐに使用できるので、もし面倒だなと思う方にはおすすめです。
豆の香りが気にならない人は、そのまま使用するのも良いと思います。
大豆ミートとひき肉の価格比較
大豆ミートと通常のひき肉の価格を比較してみます。
100g価格 | 1g価格 | |
牛ひき肉 | 約128円 | 約1.2円 |
豚ひき肉 | 約100円 | 約1円 |
鶏ひき肉(合挽) | 約88円 | 約0.8円 |
国産大豆ミート | 約68円 | 約0.6円 |
牛・豚・鶏のひき肉の価格は当然バラツキがありますが、東京の平均的な価格で設定しています。
大豆ミートは、今回私が調理した国産大豆ミートそぼろ1kgを参考にしています。
やはりお肉を買うよりも安くつきます。
個人的に、想像よりもずっと美味しかったので、そぼろタイプ以外も今後購入しようと思います。
大豆ミートは乾燥しているので、非常食としても常備でき、使い勝手がとても良いです。
おうちに1つあれば、いつでも必要な時に使えて環境や動物にも優しい大豆ミート、興味のある方はお試しください。
【使用していた食器】
【飲み物】
ドルチボーレのオーガニックルイボスティー