生理痛がひどい人は、本当に動けないほど辛いですよね…
女性にとって、生理は毎月付き合うもの。
しかし、中には「生理痛がひどく、激痛で動けない」「吐き気や頭痛などもあり、まともに生活できない」と生理痛に悩んでいる人もいます。
生理は女性にとってとても大切な機能ですが、稀に強い痛みを伴う場合、スピリチュアル的にどういった意味があるのか見ていきましょう。
生理は何のためにある？
生理は、女性の体にとっての大きく２つの意味があります。
それは以下の２つです。
出産の準備
生理は、「女性が赤ちゃんを産むために必要なもの」。
これは皆、学生時代に義務教育で勉強することです。この出産というのは、創造（クリエイティブ）であり、女性性と強く関係しています。
ですから、出産の準備に、痛みや何らかの問題が生じているということは、あなたの女性性に真我である本当のあなた（魂）気づいて欲しいことがある、ということになります。
デトックス
世間一般にはよく知られていませんが、生理は女性の体にとってデトックスです。
生理が月に一度あることで、精神的に波のある女性のストレスや怒りなどが経血と一緒に体の外に出ていきます。女性が男性よりもエゴに支配されづらいのは、こういった機能があるからです。
このデトックス期にあなたにどんな症状が出るかによって、それ以外の時期にあなたがどう過ごしているのか、ということがわかります。
症状別のスピリチュアルな意味
生理は、ほぼ全ての女性が体験することです。そして、生理期間中は、長年蓄積されてきた女性の集合無意識と特に強く結びつく期間です。
「女性であることで痛みを感じる」というのは、過去の歴史の中で女性であることで感じた痛みや苦しみ、または抑圧を集合無意識にコネクトして強く感じている、ということでもあります。
また、あなたの中での女性性との繋がり、あなたがあなたの女性性をどう扱っているのか、というのがよくわかる期間でもあります。
激痛
生理痛で強い痛みを感じる人は、自分の「女性性」を受け入れられていません。特に、あなたの女性としてのモデルである母親を受け入れられていない可能性があります。
女性でいることは、「何かしたらの規制の中で生きることだ」という考え、男性のような行いをしたり、男性を羨んだり恨んだりします。
あなたの中には「女性は○○でなければならない」という思い込みがあり、この思い込みがあなたを傷つけています。今の時代では、性別に関わらず好きなことをしてもいいのだ、と自分に許可してあげてください。
おそらく、あなたの母親は女性の役割（受け入れること・誰かを育むこと・男性を必要とすること等）を避けていた、もしくはそのように見えたのではないですか？痛みは「未消化の怒り」です。あなたは女性であって良いですし、時には男性のように振る舞っても良く、男性を受け入れることを悪いことだと思わないで良いのです。
また、月経を恥ずべきもの、汚いもの、罪、病気などという思い込みがあったら、それももうあなたの意思で手放しましょう。（月経が始まった時に、何か嫌な思い出ある場合も、その思い込みを点検する必要があります）
月経過多
月経過多は、経血の量が多かったり、生理の期間が長い、または回数が多いことです。
多くの血を失うことは、生きている喜びを失うこと
引用：「自分を愛して！」リズ・グリーン
子宮内避妊具をつけ始めて出血が増えた場合、妊娠を避けることによって、苦しみを感じているということです。あなたの中に、子供を産むことへの恐れはありませんか。
もし、避妊などが関係ないとすれば、経血でデトックスしなければならないストレスや女性としての不満があなたの中に多くある、ということです。
吐き気
吐き気は、あなたの何かに対する反感や嫌悪感からきています。
あなたは、誰かや何かにむかついており、現状を受け入れることが出来ていません。
それは、生理がくるにつれ「子供を産む」という恐怖を感じることかもしれませんし、出産が可能な年齢が近づいていることかもしれません。また、体や環境の変化や、妊娠したとしても誰もサポートしてくれないかもしれない今後の不安かもしれません。
あなたは、ありのままのあなた自身や、これからくる変化に拒絶的な態度でいる可能性があります。あなたが何を恐れているのかをありのままに見つけ、問題（だと思っていること）に直面する必要があります。
おおよそ、過剰な恐れを抱いている可能性が高いです。あなたはあなたの創った現実を乗り越える力があります。自分を愛し、幸せな感情を感じることを自分に許してあげてください。
頭痛
頭痛は、「その人がどう在るかか」に関係しています。
生理の時に来る頭痛は、女性性と強く関係しており、あなたのなかに性的な矛盾があると言えます。
例えば、「自分はもっと女性として受容的な生き方をしたいのに、男性のように振る舞い社会で活躍しなければならない矛盾」、または「もっと男性的になりたいのに、女性として弱さを抱えている自分に対しての矛盾」などです。
これら２つは意味としては反対のようですが、どちらも「女性特有の特徴」を上手に扱えていないという共通点があります。
「自分のなりたい自分になれていない」、それは自分の創造力をうまく使えていない、ということなのですが、この創造力は女性的な特徴であり、気分のアップダウンやむらがつきものです。この欠点（のように見えるもの）を受け入れないと、長所も受け入れることは出来ません。
あなたは他の誰かになる必要はなく、長所も欠点もある完全なあなたによって、あなたのなりたい自分になることが出来る、ということを思い出しましょう。
あなたの中には、例えば「毎日、きちんと同じことを同じようにこなさなければならない」等、本来のあなたを害する考え方を持っている可能性があります。あなたは他人に依存したり、何かを恐れずとも、愛される存在です。
まずは、あなたの中にある本来のあなたではない考え方や、恐れの正体を見つめてみましょう。
イライラ
生理の時のイライラは、あなたが生理ではない時にあなたが感じた不満です。
あなたは前回の生理後からの期間、いずれかのタイミングで不満を感じていましたが、社会的に世間的に、その不満を封じ込めました。あなたは女性ですので、男性より気持ちが不安定で敏感です。しかし、あなたはそのことを根本的には受け入れておらず、無意識のうちになかったことにしたり抑制したりしすぎています。
イライラを他人にぶつける必要はありませんが、あなたの中の怒りをあなた自身が認め「私は今怒っているのだ」と、その感情をしっかり感じてあげてください。
例え、その怒りが理不尽でもあなたは腹が立ったのです。感情は、自分ですら完全にコントロールすることは出来ません。私たちがコントロールできるのは、その感情をどう扱うかであって、生まれてくる感情はどうすることもできないのです。
ですから、自分が感じていることをありのまま、その瞬間に感じることが大切です。
食べ過ぎ
あなたは、あなたが生理ではなかった期間にたくさんのことを我慢し過ぎています。
「本当は必要なのにも関わらず、出来る限り食べ物を食べないようにする」という我慢かもしれませんし、欲しいものを買わない、言いたいことを言わない、やりたくない時に無理矢理自分にやらせる、などの我慢かもしれません。
いずれにしても、あなたの心の声をあなた自身が無視し、そのことによって抑制されたエネルギーが「過食」という行為を通して爆発しています。
これは、あなたのお母さんとの関係に問題がある可能性があります。あなたは母親を女性として認めていますか？あなたは、女性性への拒絶や自己嫌悪がひどく、人を愛することを自ら禁じている可能性があります。
※「頭痛」の項も合わせて読むことをオススメします。
まとめ
いかがでしたか？
Youtubeなどで、「生理中なので爆食します」という動画がよくありますよね。あれは、それまでの日々の中で「いかにその人が自分のニーズを無視して生きているか」ということであり、あれを見て共感する人たちも、同じように「食べたいのに食べない」や「疲れているのに頑張る」など、日常的に自分に無理をさせているということです。
また先述したように、生理中は女性性の集合無意識に繋がりやすいですから、長年抑圧されてきたことへの怒りが噴出し、男性にそのイライラが向かうこともあります。
こういった場合、まず大切なことは「そういうことが自分の無意識の中で行われている」ということを知ることです。そぅすれば、自分が感じているイライラが誰かの感情なのか、それとも自分自身の感情なのかということに気づきやすくなります。
生理痛は、本来痛みを伴うものではなく、あなたの感じ方・考え方に反応して痛みを創っています。
この記事を読んで、あなたの中に「手放すべき何か」は見つかりましたか？
私は実際、こういった考え方を知ってから生理痛が軽減し、病院に行って薬をもらう必要がなくなりました。そんな人が一人でも増えて、楽に生きられるようになれば嬉しく思います。
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