PR・広告

当サイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとした第三者配信のアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介、適格販売により収入を得ています。

関わりたくない!職場に嫌いな人がいる時の対処法7つ|ストレスを減らす考え方

心理学
スポンサーリンク
ちゃお
ちゃお

どうしてもあの人が苦手…

職場って色々な人が居ますし、人の出入があるところでもあります。

友人ではないので、一緒にいる人を選べないのも当然です。それでも、ほぼ毎日会う人が嫌いなのって、結構辛いですよね。

誰かに相談しても、「嫌いな人は割り切ればいい!」「気にしなければいい!」と言われるし、自分でもそうすべきだと思っていても出来ない。

そんな方に向けて、職場に嫌いな人がいる場合の考え方や、対処法をお伝えします!

スポンサーリンク

ストレスを減らす考え方2つ

最初に、ストレスを減らす基本的な考え方をお伝えします。

ぐるぐる考えて悩んでしまっている時は、今現在のあなたの考え方と本心に矛盾がある時です。こんな時こそ、自分のなかにある無意識の思い込みに気付ける時ですので、一度ゆっくり自分の心の内側に向き合ってみるのもおすすめです。

以下は、悩んでしまう人の特徴から、ストレスを軽減する考え方を2つご紹介しています。

職場に嫌いな人がいるのは当たり前

この記事を読んでいるあなたにお伝えしたいのですが、「職場のみんなとは全員仲良く楽しく過ごせたらいいのに」とか「どこに行っても嫌な人がいる」とか思っていませんか?

好きな人だらけの職場で働くことは可能ですが、普通に生きている限り、基本的にあなたと合わない人はどこにでもいます。職場は特に色々な人が集まる場で、主にあなたと収入のレベルとお金を得るための考え方が似通っているというだけの他人です。しかも、上司や部下は世代の全く違っているので、あなたと基本的な常識すら同じでない人たちなのです。

嫌いな人がいて悩んでしまう人は、「いい人でいなければいけない」「みんなと仲良くしなければいけない」という考えを持っている傾向があるように思います。しかし、職場に嫌いな人・合わない人がいるのは当然ですので、完璧主義の傾向を自覚し、悩みがある状態をあまりネガティブに見過ぎないようにしてみてください。

人生、生きている間、全ての時間を楽しく過ごすことは難しく、また相手を嫌ったり疎んだりするネガティブな感情が出てくることも悪いことばかりではありません。「まだまだ成長途中の自分なのだから、上手くいかないことがあっても当然だ」という思考を持ってみるといいかもしれません。

どうにかしようとするのをやめる

職場に嫌いな人が居ると、無理に相手と距離を近づけて仲良くしようと頑張ってみたり、相手を自分の懐に入れようとしたり、逆に入ろうとしたり…現状を「なんとかしよう」とする人がいます。

具体的に言うと、楽しいと思っていないのに無理やり話しかけてきたり、話題をふったり、共感しようとしたり。はたまた、変に下手に出たり、偉そうにして相手に自分を認めさせようとしたり。こういう人に会ったことはありませんか?

これってやっている本人からすると、「あなたと仲良くなろうという気がありますよ」と言うアピールなわけですが、やられている方は不快な気持ちになります。

何故かと言うと、これは相手に対するコントロールだからです。

「私があなたに合わそうとしているのだから、あなたも合わしなさいよ」と、相手側にありのままの自分(相手が嫌いで仲良くしたくない自分)を歪めて仮面を被ることを強要しているのです。ある意味でこれは、同調圧力とも言えます。

一時的にはうまく行っても、これは相手に対する否定になりますので、関係は一層悪くなるでしょう。

また、やたら偉そうな態度になったり、弱々しくなったりするのも問題です。特に弱々しく振る舞う場合、一見トラブルや揉め事が収まるように見えますが、これは支配者と被支配者の関係が出来上がっているだけなので、対等な人間関係ではありません。(ただ現代の日本ではよくあることですが、不健全です)

相手の話を聞いて相手を理解しようと努力することや、相手の良いところを見ようとすることはとても大切なことです。しかし、あなたが嫌いだと感じた場合、おそらくあなたと合わない人である可能性が高いのは確かです。

相手を無理に良く思おうとするのではなく、「相手が嫌い」という感情にOKを出して、あなたがあなたの感情に肯定してあげれば、拒否反応や相手や自分をコントロールして現実を無理やり変えようとすることはなくなります。嫌いでもいい、嫌ってもいい、完璧じゃなくてもいい。嫌いな人とも一緒に働いていていい、そう思うことで、逆に楽になることもあります。

職場に嫌いな人がいる時の対処法

「嫌いな人がいてもいい」「無理にどうこうしようとしない」そういった考え方を持っても、どうしようもなく嫌いな人っていますよね。

以下は、「そういう人に対して、物理的にどのように接すればいいか」を書いたものです。

必要最低限しか関わらない

これはもうすでにやられているかもしれませんが、嫌いな人とは無理に仲良くする必要はありません。とにかく接触回数を減らしましょう。

もし可能であれば1日挨拶だけが理想なのですが、この記事を見にくるほど悩んでいる場合、相手はしつこいか、無神経か、なんでも自分の思い通りにしたいかのどれかでしょう。そういった場合は面倒ですが、相手に合わせるばかりでなく、自分から積極的に話を切り上げたり距離を離したりするのがおすすめです。

嫌いな人と関わる時間が増えるほど、あなたは無意識でもイライラしてしまい、相手にもそれが伝わります。そうすると更に相手との関係は複雑化してしまいますので、嫌いな相手からはできる限り離れて、健全な精神状態を維持することをおすすめします。

無駄な話はさっさと終わらせて、仕事に集中しましょう。

笑わない

嫌いな人の中には、自分が嫌われていることに気付かない、もしくは逆恨みをする等、それを受け入れられない人がいます。

そういう人たちに我慢してニコニコ接していると、好かれていると勘違いされたり、調子に乗って相手に対して高圧的な態度に出る人がいます。

嫌いな人と他の人たちを平等に扱うのが、良い社会人」というイメージがありますが、実はこれはあまり良い方法ではありません。

感情を出しすぎて仕事に支障が出るのは問題ですが、「相手と仲良くするつもりはない」という感情が伝わらないと、変にしゃべりかけられたりして、こちらの感情的負担が増えます。そして、無理に愛想笑いをして自分に嘘をつくと、人は自分のことを嫌いになってしまいます

一切笑わず仏頂面でいろというわけでは無いのですが、相手を受け入れるような笑顔で居るのは逆に危険ですので、微笑か無表情くらいで丁寧に対応するのがおすすめです。

話すときは、鼻を見て話す

相手と話す時、「目を見て話すこと」が大切なことと言われています。しかし、目は感情が伝わりすぎ相手と距離がかなり近くなってしまいます。

だからこそ、嫌いな人と話している時、つい目を逸らしてしまうことはありませんか?これは「あなたのことを受け入れません」という言語外コミュニケーションです。

これをすると、自己肯定感が低い人(他人に嫌がらせをするタイプは、ほぼこれ)は自分を拒絶したことに怒り、逆にしつこくなります。

ですので、話すときは相手の鼻を見ましょう。しっかり相手と向き合い、「相手を見ている」「相手を受け入れている」と伝えながらも距離が作れます

心理的な壁を作って話す

モラハラ・パワハラ等を行う上司は、ほとんど相手との境界線が薄いタイプです。ですから、相手にあなたの境界線に立ち入らせないために、心理的に壁を作ってください。

これは、イメージングが効果的です。

あなたの周りは、透明で大きな卵型の硬い殻があると思ってください。相手の嫌な言葉や、表情はあなたの殻の中には入ってこれず、弾き飛ばされてしまうイメージです。

もしくは、相手との間に明確な境界線を引き、「これ以上入ってきたら、NOと伝える」と決めてください。相手の嫌がらせを受け入れてしまうと、相手の甘えが増長し、さらにエスカレートするからです。

挨拶はきちんとする

正直、嫌いな人とは挨拶をするのも嫌ですが、この時だけは笑顔で、しっかり大きい声を出し挨拶をしましょう。これは、今回の具体的行動の中では一番と言っていいほど大切なことです。

これは、管理人が心理学や精神学で著名な方の本を数千冊読んだ結果なのですが、嫌いな人に対する態度では、どの方もこれを上げていました。

人との関係で大切なことは、相手がどれだけ嫌な人でも性格が悪くても、「相手のありのままを受け入れること」。これを行わないことには、次に進むことができません。

仲良くなる必要も好きになる必要もないので、「挨拶だけは明るく行う」をまずは実行してみてください。

怯まない

あなたが相手を嫌っている時、おそらく相手は、何かしらあなたとの間でうまく行っていないということを察知します。

基本的に嫌いな場合はネガティブなエネルギーを相手から受ける事になるので、相手は「何か嫌な感じ」がします。そこで、精神的に自立した人はその嫌な感情やモヤモヤを自分で処理して距離を置くなりしますが、その感じを自分で受け止めることができない人は、そのエネルギーを相手に更に返します。

ここで、「お互い嫌ってる」で割り切れば問題ないのですが、どちらが正しいかどちらが上か、という競争が生まれ、相手との権力争いになる可能性があります。そのため、相手に高圧的に当たったり必要以上に弱々しくせず、堂々としていてください。

たまに自分に自信がなくオドオドして、変に下手に出てくる人がいますが、あれは弱々しく見せていても、「こちらが弱々しい態度をしているんだから、自分の想定内の行動をしろ」というコントロールです。

本人にはそんなつもりはないのですが、相手のことを信用していないという信号になるので、相手はイライラして、相手にキツく当たる「必要」が出てきます。逆効果なわけです。

年齢・立場関係なく、相手と対等な立場を維持するためには、相手を信用し、相手の発言・行動を一旦受け入れる態度を心がけてください。その発言・行動に問題があれば、客観的に指摘するか、上司に報告するか考えましょう。

相手を観察する

人は、相手の正体がわからない場合、恐怖心を抱き嫌いになるという心理があります。

相手が何故そういう行動をするのか、どういう心理なのか、それを知ると相手に対しての見方や感情が変わる場合があります。

嫌いな相手のことは目に入れたくないとは思いますが、勇気を持って相手としっかり向き合ってみると、何かしら学ぶことがあるかもしれません。

「人の振り見て、我が振り直せ」は、「そういう人が周りにいるということは、あなたも無意識にそういうことをしているかもしれません。相手を罰するのではなく、自分の振る舞いに気をつけましょう」という意味です。

これを心理学で投影(シャドウ)と呼びます。

世の中で不倫報道をバッシングしている人ほど、不倫したい気持ちを我慢している人で、太っている人を批判する人ほど自分が太っていたり自分の体型に過敏になりすぎている人なのです。

もしくはむしろ逆で、相手の嫌なところが自分の中にあるのを嫌悪するあまり、自分自身の特定のエネルギーを抑制しすぎている可能性があります。

イメージで言えば、あなたが相手を嫌っている要素に関して、足して2で割ったらちょうどいい相手があなたの目の前にやってきている、といった塩梅でしょうか。

どちらのパターンでも、相手の行動や発言に必ず意味はあります。感情的になるのではなく、本質を見ようとするつもりで、(これも勉強)と思い、逃げずに「相手のどこが嫌いなのか」考えてみると良いかもしれません。

まとめ

職場にいる人は、下手をしたら家族より一緒にいる時間がない人たちですから嫌いな人が居ると、本当にストレスですよね。

どこに行っても同じような人が出てくる、という場合はあなたの中に何か変えなければいけないことがある証拠ではありますが、あまりにストレスな場合や、パワハラ・モラハラなどの劣悪な環境にいる場合は、そこから脱すること、自分で自分を助けることが何より大切な場合もあります。

近年、働き方は従来と大きく変わりました。会社に定年まで勤める時代は終わり、人それぞれの人生を尊重する流れとなっています。

現在の社会情勢を考えると、今日明日に異動や退職などは難しい場合もあります。しかし、一番大切なことは「仕事は自分ありき」であって、自分の心身を大幅に削ってまでやることではないということです。

我慢は美徳の時代はもう終わりました。会社のために自分を犠牲にしていたら、何のために生きているのかわかりません。

本気でもう嫌だと思う人は、退職という選択肢もあります。「いつ退職してもいい」と自分に言い聞かせると楽になることも多いので、いざとなったらそういうこともできるのだ、と考えてみるのもいいかもしれません。

職場に限らず、人間関係に疲れた方はこちらもどうぞ。

タイトルとURLをコピーしました